カナダ自転車横断旅行の記録を残す(その1)

2013-02-04

カナダ国旗

カナダを自転車で横断したのは、1980年(昭和55年)です。

これを書いている今は、なんと2013!すでに33年ほど過ぎました。

旅行を始めた時は、故大平さんが首相になろうとしていた時です。

それから今まで一体何人が総理大臣になったことやら。

カナダの当時の首相はトルドー首相でした。

私が東に向かって自転車で走っていた時に、

テリーフォックスという片足が義足の青年は西に向かって走っていました。

円ドルレートは、私がカナダに出発した80年7月で1米ドルが220円ぐらい。

今では100円以下にまで下がっていますね。いったい誰が予想したでしょう。

個人的には、帰国後大学に戻り卒業、就職、アメリカ留学、そして結婚、転職等等・・。

会社に入ってからの留学は少しはみ出たかもしれませんが、おおよそ人並みの人生メニューを消化してきたと言えるでしょう。

それ以外は、ただの仕事人間。

知らぬ間に、あまりにも長い年月が過ぎ去りました。

人は、自分の環境を正当化して、自分を無理やり納得させて、子供の頃、若かった頃の夢を少しずつ捨てていけるように「賢く」なってしまうのでしょうか。

自分は何のために生きてきたのか、明確には答えられません。

自分の生きている証は何なのか、本当にやりたいことは何なのか、なんて自信をもって答えられないでいます。

自分が、これまでで、一番輝いていた時、楽しかった時。

カナダを自転車で旅行した時のことを振り返ることにしました。

もしかしたら、自分の原点のようなものが見つかるかも。

「賢く」なる前の自分を取り戻せるかも・・と期待して。

とは言え、いかんせん、当時の記録はあまり残っていません。

旅行をした時は、世界中で「日本人は皆カメラを首から下げている」というイメージを持たれていました(少なくとも私はそう信じていた)。

それに反抗して、わざとカメラを持ち歩かなかったのです。

今にしてみれば、なぜ、日記も含めて記録を残さなかったのか悔やまれます。

 

(続く)

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