年を取ってからも想像力を麻痺させないために

2014-05-27

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あなたも知らぬ間に能力が低下していませんか?

さて、以前に「パソコンによる能力低下の危機」について書きました。

便利なパソコンを多く使う事で、リアルの世界で振舞う能力が低下してしまうと。

どうも、パソコンだけではなく、他にも知らぬ間に低下させられている重要な能力があることに、改めて気づきましたので、自戒の念を込めて書いておきたいと思います。

頭が固くなっていませんか?

我々のように年を取ってくると、「頭が固くなる」と、良く言います。

普段、意識しないうちに、パソコンのごとく気を付けなければならないことがあります。

それは、テレビ、映画などによる映像コンテンツ物です。

今読んでいる本(「知的野蛮人」になるための本棚 佐藤 優 PHP文庫)の中で再認識しました。

著者が紹介している「啓蒙の弁証法-哲学的断想」(ホルクハイマー、アドルノ著 岩波文庫)からです。

同書に「・・文化産業の製品、その典型はトーキーだが、その製品そのものが備えている客観的性質によって、想像力や自発性などの能力は麻痺される」とあるそうです。

昔から言われていたことではあります。文字情報である小説などを読む場合は、想像力を働かせますが、映画などの映像になってしまうと、作り手のイメージをそのまま受け取るだけになってしまいます。

そして、脳みそは怠け癖がついてしまいます。

脳を働かせるために

脳みそも汗をかくことが必要です。今は、ネットを使っていても、あらゆる娯楽、広告媒体などでも、何かなんでもビジュアルで「わかりやすい」ことが求められています。

たまには、わかりにくい(もちろん、単純に論理的な問題などで分かりにくいのは別です)、難しいものと知的格闘をすることも必要ではないですか。

例えば哲学書など、読み飛ばせないような文章に挑戦することです。

そういえば、しばらく、そんな本を見かけることすらしなくなって久しいですが。

 

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