小学校3年生から英語?

2013-10-25

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2013/10/24付け新聞によると、文科省の新しい方針で、英語の授業を現行小学校5年生からを3年生からに早めるとのこと。教師の確保等のテクニカルな問題はもちろんありますが、肝心の目的がどうも怪しいように思われます。「英語力向上のため」としか書いてないので詳細はわかりませんが、子供たちにどうなって欲しいのかを本当に議論したのでしょうか。単に、グローバル化その他の雰囲気で、なんとなく決めているようにしか思われません。ラジオのコメンテーターが言うところを聞いていると、日本人は外国人を前にすると意見をあまり言えないので、早くから英語に慣れさせておく必要があるなどと発言していました。

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 でも、意見を言うとか、自分を表現するとか、人と堂々と渡り合えるとかいうのは、英語の問題ではないでしょう。むしろ、ただ英語が話せるだけの薄っぺらな人間(この場合日本人)がペラペラ話す方が恥ずかしいことだと思います。それが目的なのであれば、日本語でも十分にできる話です。自分の意見をまとめて、発表させるとか、ディベートをさせるとか、論理的思考能力を育てるとか、物怖じしない人間にするため、自分自身を尊重し自信を持てる子に育てることの方が重要なのではないでしょうか。むしろ母国語としての日本語の基礎を十分に築くことが、すべての土台です。英語を習うのは、それからでも十分です。何も、母国語の人のようなネイティブの発音で話すのが目的では無いのです。

 私たちのように、定年近く、または定年後の新たな趣味として、そして生きがいとして、英語を習い始める人も多いかと思います。いまさら、ネイティブ英語を目指すのもキツイですよね。でも、今までの、経験、自分の悪いところ、引っ込み思案のところなど、自分の欠点を理解したうえで、外国人を堂々と話したいものですね。そのためには、読書、読書、そして読書です。

(終わり)

 

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