学問は頭脳の筋トレ-50代になっても学問な理由

2015-09-20

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photo by  Geoffrey Whiteway

 「何で勉強しなければいけないの?」

これは、親が子供に聞かれて困る質問の一つです。

良く言われていたワンパターンは、「いい大学に行っていい会社に入るためだよ」なんてところですかね。

私のような50代になってしまうと、いまさら学問も無いでしょう、などと考えるかもしれません。

もちろん、この歳になるとだいたい「認知症予防さ!」てなことになるかと思います。

仕事もそれなりこなしてきて、近い将来には定年になってしまうと思うと、増々実務的な意味がなくなってしまうかもしれません。

最近読んだ本で「アイデアのちから」チップ・ハース+ダン・ハース著 日経BP社に興味深いことが書いてありました。

この本自体は、記憶に残るメッセージの伝え方ということで、コピーライティングに関する本です。

ですが、その中で紹介されていたエピソードが痛快です。

 

ある数学教師の、代数はなぜ必要かとの生徒の問いに対する答え方。

「一生必要ないさ、これから先君たちが代数を使うことはないだろう。」

そしてこう付け加える。

ウェイトリフティングをするのは、路上で誰かに殴り倒されて、胸にバーベルを乗せられたときに備えるためではない。

アメフトで相手のディフェンスを破ったり、重い買い物袋を運んだり、孫を抱きあげても翌日筋肉痛にならないようにするためだ。

君たちが数学の問題を解くのも、論理的な思考力を高めて、よい弁護士や医者や建築家や刑務所長や親になるためだ。

数学は頭脳の筋肉トレーニングだ。

ほとんどの人にとって、数学は何らかの目的を達成するための手段であって、数学自体が目的ではない。

(「アイデアのちから」p263)

 

 すごく、爽やかな答えだと思ませんか。

50代になって、昔を思い出して数学や歴史など学問的なものに触れるのも、「頭脳の筋トレ」と考えると、認知症予防などと考えるよりも夢があって(?)良いような気がします。

あなたが私と同じ50代であれば、お子さん、お孫さん対しての回答にもなりそうですね。

 

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