カナダ自転車旅行/旅の終わりに(完)

2013-12-25


Detroit – Renaissance Center / Patricia Drury

ウィンザーから対岸のデトロイトまでの国境にはトンネルがあり、そこを抜けてアメリカに入国しました。

入国審査官が書類に持ち物を記入していたのですが、Bicycleはどう書くんだっけ?と私に聞いてきたのが可笑しかった。

そして、無事に親戚のおばさん、息子夫婦、子供たちとも対面して4か月、約11,200kmに及んだ自転車旅行が無事終了したのです。

1980年11月14日でした。

ここまで、わずかな記録、写真を元に30年以上も前の自転車旅行を振り返ってきました。

忘れていた記憶が蘇ってきたこともたくさんあります。

これまでに書かなかった小さなでき事もまだまだあります。

一晩泊まるため、使われていない駅舎に入った所を近所の犬に見られ犬が吠え続けたため、寝ている時に警察が来て、パスポートなどをチェックされたこと。

銀行の窓口でふざけて見せたら、なぜか銀行員のお姉さんにバカ受け、大笑いして話せなくなり、隣の銀行員の人が対応してくれたこと。

疲れて路肩近くで寝ていたら、警察が来て追い出されたこと、等等。

こんなささいなことも今では懐かしい思い出です。そ

して今回、旅行記をまとめてみて、強く感じたのは、旅行中こんなにもたくさんの人々との出会いがあったのだと言う事です。

そして、見たもの、聞いた物も含めて全てが私の心の糧となり、私の人生に彩りを与えてくれたのです。

出会った人、助けてくれた人皆に感謝します。

そして、勝手を許してくれた今は亡き両親、おばあさんにも感謝して筆をおかせてもらいます。

(完)

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